2016年12月12日月曜日

広島の結納の伝承コーナーが出来ました。

呉服細工を見に来てください  

来春1月創業100周年の御祝詞を広島商工会議所から頂きます。

記念に自分に何かできないかと考えた時、大事な伝統文化の足跡を残したいと思いました。

原爆でほとんど焼失した中で、わずかに疎開先に残った写真と、今は数少ない作り手の方の協力

の下、「呉服細工」を作って頂き、又おめでたい「島台」と共に展示しました。

お嫁さんをもらう時の男性の思いの形は今も昔も変わりませんが、ひょっとして先輩たちの時代の

方がずっとロマンティックだったかも、お嫁さんを大事に考えていたかもしれません。

結納品に全て意味があり、一つ一つに思いを託して贈ったすてきな儀式の今昔を是非ご覧く

さい。 無くしていいもの、失ってはいけないもの、こんな時代だからこそ、見極めましょう!


2016年10月6日木曜日

大きな看板ができました

大きな看板が出来ました

      創立100年を記念して店の壁に大きな看板を付けました。

   幸せに・・・結納     

        幸せな結婚生活を迎える為に、どうしたらいいか?
  
        一緒に考え、アドバイスができる結納店を目指します!


結納する意味がどこにあるの?

結納をするとしないでどう違うの?

結納はお金がかかるのでは?

素朴な質問にしっかりと分かり安くお答えします!

  そして、幸せな結婚生活の秘訣も・・・ご来店をこころよりお待ちしています!

9月から10月にかけて、広島市内の各デパート等で、セミナーを行ってきました。

沢山の、親子連れの方、カップルの方にご参加いただき、感謝します。

熱心に聞いて頂き、又質問をいただきました。嬉しい限りです。

中には河原町の本店にまでいらしていただき、ご購入いただきました。

春と秋のこのセミナーはこれからも続けます。よろしくお願い致します



2016年9月10日土曜日

RCCラジオに出演しました。

ラジオでの結納の話にリスナーの方が感激してお便りを下さいました!

一文字弥太郎さんの軽快なトークと質問に、心地よく答えさせていただきました。


福原結納店の100年の沿革を少し話して、「結納司」の資格を頂いた事を話したところで、

結納の時期は結婚式の半年前ぐらい?の質問に

「今は恋愛結婚が多く、もう充分お付き合いしているので、結婚の意思が固まったら、早い方がい

いですよ」「新婦様のご両親が特に安心し、結婚式、披露宴に向けて両家での話がスムーズにい

きますからね」と答えました。

今は籍を結婚式より先に早めに入れる方が多く、ご両親が心配されるケースがありますが、リス

ナーの方もちょうど悩んでいらしたようで、すっきりしたと書いて下さいました。

そして、結納は現代にマッチして、進化している話をしました。


仲人がほとんどおられない昨今、若い方参加型で、結納式の中で自分たちの言葉で、ご両親への

感謝や、これからの抱負、決意を述べる場面があり、子供の成長に親御さんも涙することがあると

話しました。

結納が今風になっていることを知らなかったこと、子供からの感謝の言葉ののくだりに涙が出たと

お便りをいただきました。

今どきの婚約式にするか、結納式にするか悩んでいらしたリスナーの方のようですが、

この2つの式は根本的に違います。点と線ほどの違いがあります。

婚約式はふたりが結婚の約束をした報告の食事会。

結納式は婚約を公にすることはもちろんですが、しっかりとご縁を結ぶ為の儀式です。

結納の品は、単なる婚約の品ではなく、育てられたご両親への感謝の品、家族皆さんへの心の贈

り物です。

婚約式を点としてとらえるとしたら、結納式は結納の品を結婚式まで飾っておく間に、娘を嫁がせる

親御さんの寂しい気持ちを和らげ、新婦も又、結納品を見ながら、彼とご両親からの愛を感じなが

ら、望まれていることを感じながら、嫁ぐ準備をするわけで、線ととらえていただきたいです。

一文字と岡さんの楽しい司会の下、11月5日土曜日9時5分から又しっかりお話します!

聞かれた方は是非、ホームページのお問い合わせホームに感想をお知らせください!

2016年8月28日日曜日

結婚式の御祝はひと言添えて渡しましょう!

結婚式シーズン到来です。

ご招待状を頂いて、御祝を差し上げるのに、当日式場のカウンターで渡さないといけないと思って

いる方が多いようです。

御祝は松竹梅鶴亀の水引の付いた、きれいな「のし袋」にお金を入れてお渡しします。


一生に一度のハレの日を迎える相手の気持ちになって、華やかな、縁起の良い大きめののし袋に   

お金を入れるのがエチケットです。

のし袋を渡す時の思いは、「ご結婚を心から祝福します。おめでとうございます!新所帯で何か

必要なものをと思ったけれど、何が良いかわからないので、このお金を足しにして、何か買ってくだ

さい!そして何か困ったときには力になりたいです」という気持ちでしょう。


御祝はひと言、言葉を添えて、渡すものです。


毎日職場で会っているのに、又、近くに住んでいるのに、どうして対面で言葉を掛けて渡さず、

式場のカウンターで、本人ではなく、友人知人に渡すのでしょう!

御祝金が紛失したり、ご両親が預かったり、大変です。

そもそも、カウンターは遠距離からのお客様の為、少数の方の為に設置されたものです。

御祝は会費ではないのですから...

どうか御祝は前もって、言葉を添えてお渡しください。

貴方の相手を思う気持ちが何倍にもなって伝わるでしょう。

遠方でも、送ることが可能ならば、大きな書留

封筒が販売されているので、前もってメッセージ

を添えて、送る事をお勧めします。

福原結納店では100種類ののし袋を扱っており、サービスで表書きをしています。


ここ10年余りで変わってしまった習慣を元に戻しましょう!皆様のご協力を!

2016年8月5日金曜日

八月六日は特別な日です

8月6日は広島では原爆が投下された日として、広島平和記念式典が執り行われます。

福原結納店の前進、「福原婚儀店」は山陽道でにぎわう中島本町に我々の祖父母が、大正6年、

初代として始めました。今の平和公園の真ん中にある、折り鶴の塔のすぐ脇です。

8月6日、店も祖父母も一瞬で吹っ飛びました。勿論多くの方々も...71年前の事です。

明日8月6日、原爆慰霊碑の前でのりっぱな平和記念式典とは別に、公園の片隅にある中島本町

の平和観音像の前で追悼の法要があります。

8月6日は毎年毎年、店は臨時休業します。

福原結納店にとっても特別な日です。

祖父母から3代目、お陰様で来年の1月で創業100年を迎えます。


「平和の有難み」を決して忘れてはいけない。「先祖への感謝」を忘れてはいけない。

少し平和ボケになっている日本人に何とか伝えていきたい。戦争がいかに愚かな事か!

8月6日は心からの祈りの日です。



2016年7月18日月曜日

お盆に向けて心の準備をしましょう!

関東に続き、ひと月遅れで広島にもお盆がやってきます。

お盆は亡くなられた方を思い出す大事な期間です。


お墓参りはもちろんですが、近い方達と思い出話を語ることが何よりの供養と思います。

アルバムを見ながら懐かしいさを共有する事をお薦めします。


当店ではお祝いのお線香だけでなく、仏事のお線香も各種取り揃えております。

新盆のお供、御仏前等、地方発送も致します。

又ご自宅でお使いになる香りの製品、お数珠もございます。

香りと共に、在りし日の大事な方を思い出してはいかがですか?



2016年7月11日月曜日

結納の力

日本書記の記述に出てくる位古くから続く≪結納式≫が若い人達に支持されているわけ...

男女の中で、互いの人格を尊重し、認め合うことが大事なことはみんな知っているし、それを確

認する場がまさに結納式です。

命を頂いた事に感謝し、命をつないでいくのが結婚。

結納が結婚のプロローグ(前奏曲)といわれるゆえんです。


結納をすることによって、しっかりと両家のご縁が結ばれ、距離が縮まり親しくなります。
 
結婚への自覚が高まり、二人の間に信頼が深

まり、幸せ感一杯になります。

生涯を通じて、何があっても信頼によって乗り

切ることができるのです。

これが≪結納の不思議な力≫なのです。


結納を拒否したり.端折ることは、相手とご縁を結ぶことや愛を受け入れることを拒否すること。

結納はご両親からも大事に思われている証です! 素直に喜びましょう!

絆を深めず、結婚するのは不安でしょう?

結納は形式的なものでも、お金の授受でもなく、長い人生で、必要不可欠なもの、心の支えです。

             結納の力を信じましょう!



2016年7月1日金曜日

初めまして!福原結納店です

初めまして、福原結納店がブログを立ち上げました。

慣れないながら楽しい話題をお伝えしていきたいと思います。

よろしくお願いします。

結納は古くさいと思っていませんか?

1500年続く日本の婚礼文化ですけど、時代に応じて進化しているんですよ。

本人が参加するようになったのも、指輪が結納の一品になったのも昭和40年代後半になってか

らですし、お仲人さんのおられない今、結納式の中での若い方達の言葉がとても喜ばれて、話

題になっています。 

自分たちの結納式なんですから、自分の言葉で感謝や抱負、「一生大切にします」と公言

するのは当たり前ですよね。

一番近い家族での遠慮のない時間と空間は二度とありませんからね。

お二人には命を頂いたご両親に感謝し、命を継承しながら自分の家族を守っていって欲しいです。

最初の記事がちょっと堅い話になってしまいました。どうぞ次回を期待してください。