ラジオでの結納の話にリスナーの方が感激してお便りを下さいました!
一文字弥太郎さんの軽快なトークと質問に、心地よく答えさせていただきました。
福原結納店の100年の沿革を少し話して、「結納司」の資格を頂いた事を話したところで、
結納の時期は結婚式の半年前ぐらい?の質問に
「今は恋愛結婚が多く、もう充分お付き合いしているので、結婚の意思が固まったら、早い方がい
いですよ」「新婦様のご両親が特に安心し、結婚式、披露宴に向けて両家での話がスムーズにい
きますからね」と答えました。
今は籍を結婚式より先に早めに入れる方が多く、ご両親が心配されるケースがありますが、リス
ナーの方もちょうど悩んでいらしたようで、すっきりしたと書いて下さいました。
そして、結納は現代にマッチして、進化している話をしました。
仲人がほとんどおられない昨今、若い方参加型で、結納式の中で自分たちの言葉で、ご両親への
感謝や、これからの抱負、決意を述べる場面があり、子供の成長に親御さんも涙することがあると
話しました。
結納が今風になっていることを知らなかったこと、子供からの感謝の言葉ののくだりに涙が出たと
お便りをいただきました。
今どきの婚約式にするか、結納式にするか悩んでいらしたリスナーの方のようですが、
この2つの式は根本的に違います。点と線ほどの違いがあります。
婚約式はふたりが結婚の約束をした報告の食事会。
結納式は婚約を公にすることはもちろんですが、しっかりとご縁を結ぶ為の儀式です。
結納の品は、単なる婚約の品ではなく、育てられたご両親への感謝の品、家族皆さんへの心の贈
り物です。
婚約式を点としてとらえるとしたら、結納式は結納の品を結婚式まで飾っておく間に、娘を嫁がせる
親御さんの寂しい気持ちを和らげ、新婦も又、結納品を見ながら、彼とご両親からの愛を感じなが
ら、望まれていることを感じながら、嫁ぐ準備をするわけで、線ととらえていただきたいです。
一文字と岡さんの楽しい司会の下、11月5日土曜日9時5分から又しっかりお話します!
聞かれた方は是非、ホームページのお問い合わせホームに感想をお知らせください!