2016年9月10日土曜日

RCCラジオに出演しました。

ラジオでの結納の話にリスナーの方が感激してお便りを下さいました!

一文字弥太郎さんの軽快なトークと質問に、心地よく答えさせていただきました。


福原結納店の100年の沿革を少し話して、「結納司」の資格を頂いた事を話したところで、

結納の時期は結婚式の半年前ぐらい?の質問に

「今は恋愛結婚が多く、もう充分お付き合いしているので、結婚の意思が固まったら、早い方がい

いですよ」「新婦様のご両親が特に安心し、結婚式、披露宴に向けて両家での話がスムーズにい

きますからね」と答えました。

今は籍を結婚式より先に早めに入れる方が多く、ご両親が心配されるケースがありますが、リス

ナーの方もちょうど悩んでいらしたようで、すっきりしたと書いて下さいました。

そして、結納は現代にマッチして、進化している話をしました。


仲人がほとんどおられない昨今、若い方参加型で、結納式の中で自分たちの言葉で、ご両親への

感謝や、これからの抱負、決意を述べる場面があり、子供の成長に親御さんも涙することがあると

話しました。

結納が今風になっていることを知らなかったこと、子供からの感謝の言葉ののくだりに涙が出たと

お便りをいただきました。

今どきの婚約式にするか、結納式にするか悩んでいらしたリスナーの方のようですが、

この2つの式は根本的に違います。点と線ほどの違いがあります。

婚約式はふたりが結婚の約束をした報告の食事会。

結納式は婚約を公にすることはもちろんですが、しっかりとご縁を結ぶ為の儀式です。

結納の品は、単なる婚約の品ではなく、育てられたご両親への感謝の品、家族皆さんへの心の贈

り物です。

婚約式を点としてとらえるとしたら、結納式は結納の品を結婚式まで飾っておく間に、娘を嫁がせる

親御さんの寂しい気持ちを和らげ、新婦も又、結納品を見ながら、彼とご両親からの愛を感じなが

ら、望まれていることを感じながら、嫁ぐ準備をするわけで、線ととらえていただきたいです。

一文字と岡さんの楽しい司会の下、11月5日土曜日9時5分から又しっかりお話します!

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